2021年12月23日

『館歌歌詞を考える会』の発足のお願い(令和3年12月23日)

 

我々修猷館卒業生にとって心のより所である館歌、その2番の歌詞、
・・青春の血は玄海の・・の「玄海」がいつの間にか「玄界」に変更され今日に至っている問題

 一九猷会A.K君の提議により修猷館高校、同窓会に質問状を送り、同窓会役員とも話し合いの場を持ちましたが、回答を得ることができず、またその話し合いの中で館長並びに同窓会伝統伝承委員会の役員から同窓生の中で変更の機運が盛り上がれば再検討するにやぶさかではないとの話を受け、今回 同窓会各位に元々の歌詞「玄海」に戻すべきであるという主張を強く訴えるために『館歌歌詞を考える会』の発足を提案するに至りました。
一九猷会の皆様のご協力、ご支援を切にお願いする次第です。


  発起人代表 一九猷会会長


2021年12月21日

修猷館高校館長と修猷同窓会関係者との面談(令和3年10月6日)

 

1.修猷館高校館長との面談について

9月21日15時から修猷館高校館長室で、一九猷会会長とS氏が 館長との面談を 行いました。

修猷館高校館長との面談内容の概要のまとめ

①「玄界」への変更の経過
 ・昭和53年発行「修猷歌集」で「応援歌伝承会」が「玄海」から「玄界」に変更した。
  ――変更理由がわかる文書は不明とのこと(館長の見解)
  ――高校では「修猷歌集」は保存していない。(資料館にあるかもしれない)
     現在、修猷館高校教師(S56卒I先生)が個人で所有しているとのことで、
    「修猷歌集」は見ていない。
 ・「修猷館200年史」での館歌歌詞では
  ――大正時代の歌詞は 「玄海」である。資料①(クリックして参照)
  ――譜面付き「館歌」の歌詞は 「玄界」 である。資料②(クリックして参照)
    (修猷歌集の「玄界」を採用したと思う)
②高校での館歌歌詞の対応について
 ・昭和53年発行「修猷歌集」での「玄界」が、高校と同窓会で周知されないで、
 「玄海」と「玄界」が混在していると考えて、平成13年頃に高校で「玄界」に統一した。
  ――同窓会へは、高校が「玄界」に統一したとの連絡は徹底されなかった。
   (同窓会が平成24年「DVD修猷歌集」(S53卒U氏)
    平成27年「同窓会名簿」で「玄界」がみられる)
  ――「学校要覧」は平成12年「玄海」で平成12年から「玄界」になる
  ――「卒業アルバム」は平成13年「玄海」で平成14年から「玄界」になる
③高校での館歌歌詞の今後対応について
 ・館長からの返答では
  ――修猷館同窓会全体での館歌歌詞の今後対応を検討して「玄海」に変更すべきであるとの申し入れがあれば、高校として再度検討するとのこと。

追記)・館長はS56卒です。

2.修猷同窓会関係者との面談について

令和3年10月6日に同窓会館で、館歌歌詞語句表示問題の同窓会長追加報告についての説明と事実確認を行いました。

一九猷会会長からのメール文面(一部省略)

 本日、同窓会関係者との館歌改竄に関する話し合いに行ってきました。
 京都からこの問題の最初の提議者であるAK君も参加してくれ、こちらは私にAK君、副会長が出席、同窓会側は常任幹事長、事務局長、I氏高校先生、F氏歴史伝統伝承委員、T常任監事の5名が顔を並べました。
 先日送られてきた前回とほぼ変わらない木で鼻をくくったような返答書に関しての話し合いでしたが、先方も今回の回答書の①に記してある通り「統一されたと解釈されたと思われます」という表現のように断定すような言葉がなく、実際に出た話でも修猷二百年史に記されている大正十二年の館歌制定時から「玄界」に変えられた昭和53年の修猷歌集まではすべて「玄海」であり、原曲は「玄海」であったと推定されることは間違いないと考えると伝承委員会の福泉さんも認められました。
 そこで学校側が昭和53年発行の修猷歌集がどのようなことで「玄界」に変えられたかははっきりせず(誤植なのか、故意なのか)、それがそのまま二百年史の最後の館歌や応援歌の記載に用いられた為今日に至ったとのこと。(これは前回の返答書に同じ)
 今日までこのような「玄海」か「玄界」が混在する状態で来たことで(学校側はその修猷歌集を根拠に「玄界」で通してきた)
 今回、一九猷会からの問題提議を前向きにとらえて同窓会全体で「玄海」が正しい、元に戻すべきだとの気運が高まれば同窓会としても一緒に学校側に変更の提案をすることにやぶさかではないとの話でありました。
 先日の館長の話にあったとおり約40年間「玄界」で通してきているので、一九猷会から指摘されたからすぐに変えますとはいかない旨も学校側の話としてなされました。
 前回及び今回の回答書を出すに関して同窓会側もこちらに反論できないと悟ったと見え、幾分拍子抜けするような対応でありました。
 また同窓会側から、是非この件を同窓生に広める手段の一つとして「青莪」に投稿してくださいとの提案があり、AK君が2~3ページにわたり投稿することも決まりました。

・修猷館同窓会長名の追加回答書(R3.10.06付)
    ①追加回答書
    ②別紙資料